どうしても夏マサに会いたい 壱岐イズミ瀬にて晩夏の単独ロックショア釣行
- 2022.08.24
- 釣果記録


9月初旬までが晩夏であれば夏マサと呼べる
時期はもうそんなに長くない。
前回釣行では、なんとかボーズを回避、
ものの、大規模ナブラのど真ん中に立ちながら
夏マサに口を使わせることはできませんでした。
夏マサに会いたい。
そしてマイクロベイトパターン攻略の課題を実践
したい。
やりたいことが多すぎて、磯に立たずにはいられず
今回も単独釣行に出発しました。
今回も福岡県西区から出港するMarine crossに乗船

迷った結果、今回もMarin crossに
お世話になりました。
最近のルアーの釣果は皆無とのこと。(船長談)
正直なところ一瞬悩みましたが、どこのフィールド
も似たり寄ったりでしょう。
投げたいルアーもあるし、やれるだけやってみよう

ということで今回のタックル
システムは以下のとおりです。
青物用タックル | |
ロッド | MC WORKS RAGING BULL 104XF-2 |
リール | SHIMANO STTELA SW 8000HG(20 STTELA SW14000HG スプール使用) |
PEライン |
エックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 3号300m |
ショックリーダー | よつあみ エックスブレイド(X-Braid) FCアブソーバー58lb 3m(フロロカーボン) |
マイクロベイトに対応すべくライトなラインシス
テムを準備。
本釣行はこのラインシステムをメインに青物を狙
います。
替えスプール(20 STTELA SW14000HG ) |
ダイワ(DAIWA) UVFソルティガデュラセンサーX8+Si2 6号 300m |
よつあみ エックスブレイド(X-Braid) キャストマン アブソーバー 170lb 3m |
こちらは10月に予定しているトカラ列島方面へ
の遠征仕様ラインシステム。
仮想トカラでセットしてみました。
ロッドの適合ライン上限が6号なので、これ以上
PE本線は太くできないんです。
そしてスクラムシステムを解除、純粋にPEと
リーダーの直結にしてみました。
これは以前、石垣島でFISHERMAN代表の鈴木社長から
教わった影響によるもの。
シンプル化してみました。
詳しくはこちら。
普段は140lbを使用していますが、問題は
PE6号との相性。
170lbでライントラブルの発生の有無を確認
しようと思います。
スタートフィッシング
ルアーマンは合計3名。
私は単独で上イズミに乗りました。
05:00 沖磯に渡磯。
この日の潮回りです。
日の出前にお土産確保のボトム
狙いをやると、美味しいやつが
釣れてくれました。

30cm弱なので、これはリリースしました。
日が昇ったのでいよいよメインゲーム開始です。
船長によると、朝マヅメは西側を重点的に攻めろ
とのこと。
アドバイスに従い、下げ始めまで定点キャストで
粘ります。
ルアーのフックでアクションを創造する
朝イチは、最近中古釣具屋で手に入れたこちら

フロントフックは3/0
リアはシャウト7/0自作フック9.4gを装着。
フロントを2/0にすると、浮き上がりがはやく
キビキビした感じになりますが、潮のヨレなど
流れがあるところではサーフィンしたり、アク
ションの安定性が損なわれる気がしました。
港内に青物が入ってきたときなんかはいいかも
しれませんね。

久しぶりに3号使いましたが気持ちいいほどの
飛距離!
しかし魚からの反応は皆無。
潮はしっかり効いていることは目で見ても明らか
なのですが、肝心のベイトが居ない
前回はベイトは居た
ただ小さすぎた
しかし今回は全く居ない(気配すらない)
試しにライトタックルでジグをいれると奇妙な
やつがつれました。


前回以上に厳しい。
ということでマイクロ対策で準備したこちらの
ダイペンをセット!
安心と信頼の別注ヒラマサ 130F
普段は160以下のサイズはあまり投げないので
すが今回はどうにかトップに反応が欲しいので、
新調してみました。
↑こちらはフラッシュブースト
フックは純正を装備していますが、2.3g前後の自
作シングルフックも準備。
130Fは2g前後がアクションが破綻せず安定して
います。
最初で最後のビックチャンス到来
1投目。
別注ヒラマサのスライドアクションを最大に
活かすよう、ルアーが軽いので丁寧に入力。

ヒラマサは右目から左目にスライドしたものに対して捕食スイッチが入るという実験結果があるそうです。
着水から2アクション入れたところで、右方向の
かなり離れたところでダツが跳ねました。
お!!ダツがいる!!
視点をルアーに戻すと、何やら海面がモワっと
している。
ん?

ロッドからは何の感触も伝わってこない。
?
すると次の瞬間ドラグが鳴り
しかも全く止まらない。

・・・バチん!!
わずか10秒で切られてしまいました。
敗因はいくつもあるのですが、1番の原因はバイトの
瞬間を見逃したこと、そしてそれにより体制を崩して
しまいスムーズにポンピングに移れなかったことです。
周囲の海の変化を観察するあまり、ルアーを見ていま
せんでした。
下げ時合いにもうワンチャンスを賭ける
完全に朝とは流れが逆転しました。
この下げの潮に期待するも雨が降ったり止んだり。
だんだん強くなってきました。
しまいには遠くで雷の音が。

11:00 風も強くなってきたので、雷に撃たれ
ないように、すぐに竿を置いて避難します。
背の低いこの磯の影を探して雨宿りしていると目の
前に鳥山が発生するという地獄。
このタイミングでベイトの回遊が。
ダツが何かに追われている様子が見えます。
やっぱり低気圧の接近でフッシュイーターの
スイッチが入ったんでしょうか。
フックリバランスやその他やりたいことがいろいろ
あるのに。
6号 / 170lbの試投もできず。
BnDも投げたいのに。。
無念ですがここは安全のため耐え凌ぐしか
ありません。
雨に打たれ、風に吹かれ
竿は振れず、、激さむい。
苦行になってきた。
ルアーマンだけでなくエサ師たちもこの雨風じゃ
釣りにならんだろう。。
1時間半ほどすると、風は収まりました。
が、雨は収まる気配なし。
せめて竿が振りたい
雨宿りの岩かげでカニと遊ぶ


結局そこからは何もできず、、天気に恵まれず
残念ながらストップフィッシングとなりました。
ワンポイントメモ
結局今回もまた平政に会うことは叶わず。
チャンスは少ないとわかっていながら、
そのチャンスをモノにできませんでした。
この日私以外のルアーマンの方々も不発
だったようです。
状況は同じく、ダツを追いかけるのみで
ルアーには見向きもしないとのことでした。
その点バイトがあった自分は運が良かった
かもしれない。
しかし雷さえ鳴らなければ雨の日の磯も
何だかんだ楽しいです。
久々にトップウォータープラグを失いました。
次の遠征は上五島。
やはりこの時期は小型のプラグは必需品ですね。
しっかり準備して次に活かそう。
今回も最後まで読了、ありがとうございました!
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