『魔境』草垣群島 GT&イソマグロゲーム

『魔境』草垣群島 GT&イソマグロゲーム

10月初旬、ついにあの草垣群島への釣行に

行って参りました。

自身、初となる鹿児島県への遠征。

南方での釣り自体、初めてです。

 

 

狙いはもちろん、南方を代表する大魚。

イソマグロ、GT、カンパチ、スジアラです。

 

 

これまで南への遠征は興味はあったものの、

そもそも私の中での南方の魚のイメージが、

知力、体力、運、それら全てを備える者

のみが挑めるターゲットであると

 

つまり私にはまだ早い。

 

 

まだそれらのスキルを具備していないので、

 

「いつかあのフィールドに立てればいいなぁ」

 

くらいに思っておりましたが

 

石垣島でFISHERMAN代表の鈴木さんと出会い、

鈴木さんのビッグゲームに対する志向や哲学が

自分の中の何かを変え、それをK山に熱く話す

語るうち

 

【K山】
そしたらさ、今度草垣群島行ってみない??
ミルコ
ミルコ
何狙い!?
【K山】
そんなのGT、カンパチに決まってるやん!

そんなこと、軽く言える彼が凄すぎて

彼の行動力には刺激を受けるし勉強になる

 

だから結局いつも一緒にいるのだろう

 

感情に正直に、思うまま即行動に移す彼が

いなければ、おそらく私はいつまでも鹿児

島地方への遠征はしないはず

 

とにかく行かなきゃ何もわからない

二の足を踏んでいても得られるものはない

 

そう決心し、未熟ながら魔境への遠征

に行ってきました。

 

串木野港へ

今回の草垣遠征は、私の師であるSさん

その御一行2名の方と共に行くことになり

ました。

 

今回、同行する2名の方とも、すでに何度

か遠征でご一緒しており顔見知り。

 

Sさんは、一昨年、壱岐遠征の際に偶然

遊漁船勘八に乗り合いとなったことで

知り合い、それから頻繁に情報交換を

するようになった方で、ビッグゲーム

はもちろん、バス釣りやライトゲーム

にも精通し、知識も経験ともに豊富な

方です。

 

正直、私レベルのアングラーとは会話の

レベルが釣り合わないのではないかと思

うのですが・・・

Sさんはいつも親切で、私にわかるように、

ご自身が使用しているタックルやルアーの

特性や、時にはプロショップを紹介してい

ただいて、顔を繋いでいただくなど、本当

に良くしていただきます。

 

ミルコ
ミルコ
初めてメーターオーバーのヒラマサをキャッチしたのも、Sさんのアドバイスのおかげでした。

今回お世話になるのは、串木野港を基地港

とする遊漁船ツインバード。

 

船長によれば、出港は1:00とのことな

ので20:00に福岡を出発しました。

 

ミッドナイト 草垣向け出港

23:45頃、Sさんから電話。

【Sさん】
今どの辺ですか?
もうみんな着いてます。
ミルコ
ミルコ
もしかして、僕たち待ちですか??

カーナビの到着予想時刻は00:15頃。

早めに福岡を出発したはずなのに、、

 

コンビニでバタバタ朝飯を買い込み、なん

とか串木野港に到着。

 

到着後はさらにバタバタと道具を下ろし、

積み込み。

ミルコ
ミルコ
遅くなりました!!
【Sさん】
無事に着いてよかったです。
イソンボ、釣れてるらしいですよ!

ミルコ
ミルコ
ほんとですか!?
嬉しいけど、怖いなー!!

 

不安と期待・・・を抱える余裕もないまま

1:00 串木野港出港

 

魔境 草垣群島に到着

04:30 草垣群到着

約3時間半の航海で、草垣群島周辺海域

に到着。

魔境と呼ぶに相応しい圧倒的ビジュアル。

必ず何かが起きるであろう存在感。

 

まずは北側の瀬に、餌師の方々が数名

渡磯します。

 

Sさん】
船長によれば、南側が状況いいみたいですよ!

 

それからしばらくして、

Sさん一行はなかなか急斜面の高磯に

渡磯。

 

風向きとうねりの関係上、なかなか

トップは引き辛そうに見えますが、

Sさんならどうとでも攻略するでしょう。

ミルコ
ミルコ
お互い頑張りましょう!

 

最後のルアーマンとなった私たち2人。

これまで見てきた瀬はどれも難易度

高め、さすがは草垣です。

 

船長のアナウンス

【船長】
次の2人はモリオカに行くよー。

見えてきたのは、大きな島と島の間の

水道の真ん中にある小さな瀬。

どう見ても潮が効いていて、かなり良

さそうなポイント。

ミルコ
ミルコ
すごいところですねー
【ポーターさん】
よかったね。
ここはルアーは1番の実績ポイントやけん。
ただ見てのとおり、凪の日しか乗れんのよ。

草垣の名磯モリオカ

360度、どの方向にもキャストが可能。

すでに足元には湧きグレっぽいベイト

大量に確認できます。

 

 

今回使用するタックルについては以下の

とおり。

青物用タックル
ロッド MC WORKS  RAGING BULL 104XF-2
リール SHIMANO STTELA SW 8000HG(20 STTELA SW14000HG スプール使用) 
PEライン ダイワ(DAIWA) UVFソルティガデュラセンサーX8+Si2 6号 300m
ショックリーダー よつあみ エックスブレイド(X-Braid) キャストマン アブソーバー 170lb 3m
ヒラスズキ用タックル
ロッド RippleFisher Monster Impact 110HHベイトモデル
リール SHIMANO Calcutta conqest300
PEライン ヤマトヨテグス レジンシェラー 2.5号 200m
ショックリーダー よつあみ エックスブレイド(X-Braid) FCアブソーバー58lb  3m(フロロカーボン)

カルコンのドラグは、前日にカスタム。

南の魚はとにかく引きが強いので、

ドラグ力 1.5〜1.8倍強化しました。

前日に未知の作業。組み直せなかったら試合終了という冒険。
ロックフィッシュタックル
ロッド YAMAGA BLANKS  Early for rock104H
リール SHIMANO TwinPower XD 4000XG
PEライン よつあみ X BRAID×8 スーパージグマン 1.5号 300m
ショックリーダー VARIVAS ショックリーダー フロロカーボン40lb



朝マズメ 魚の気配は濃厚

06:40 スタートフィッシング

足下には大量のベイト。

東西南北どの方向にも潮が当たり、この

瀬を通り抜けていくような状況。

もはや釣れる気しかしない。

最初にセットしたルアーは以前から気に

なっていたこちら。

good baitのBnD180F

アクションやフックセッティングによっ

て多様なアクションを引き出すことが

できる秀逸ルアー。

 

結論から言うと、RAGING BULL 104XF-2では

ティップがルアーの引き抵抗を吸収しす

ぎてしまってレスポンスタイムラグが生じ、

機敏なアクションや深く潜らせるダイビン

グアクションが難しく感じました。

 

ということで、安定のレガート190F

変更。

 

するとここで事件が。

 

魚よりも先にカツオドリが反応してしまい、

レガートをキャッチ。

BKKラプターZ 2/0が鳥さんの肩を貫いて

しまう。

 

ミルコ
ミルコ
うわぁ・・・ごめん、、どうしよう…

頭を掴もうにもめちゃめちゃ暴れるし、

モリオカでひとりカオス。

 

K山に助けを求めたとき、無意識にロッド

を水平にし、その拍子になぜかフックが

鳥の肩から外れ、事態は収拾しました。

 

その後もトップを投げ続けますが、反応

するのは魚ではなく鳥。

 

ということは、この鳥たちはエサが食べ

れてないのか?

 

正直釣りにならないので、ロックフィッ

シュタックルに持ち替えて、第1投目。

 

ゴン!という根魚の当たり。

アカハタとモンガラ?のダブルヒット

アカハタと悪魔みたいな顔したカワ

ハギが釣れました。

 

そこからヒラスズキタックルに持ち

替えて、ジョルティを引いてみると、

足下から良型のアオチビキが一瞬

チェイス。

 

惜しかった。。

 

朝イチから気になっていた湧きグレ

にジョルティを投下すると、すぐさま

バイト。

 

が、ガガガッ!!!というなんとも

乱暴で無理やりな引き。

ですが強化したドラグ、全く出ない。

 

35cmくらいのカスミアジでした。

 

その後も良くわからないカラフルな

根魚を追加。

本命の気配すらなく、朝のチャンスタイムは終了。

 

潮止まりでお昼休憩 モリオカで磯BBQ

11:00 昼飯

男女群島以来の磯BBQの時間。

K山フライパンと我がコンロ。

肉にシズル感が溢れ出ている。

もともとBBQは夜中にやる予定でしたが、

2人とも我慢できず。

そしてビールで乾きを潤す。

ちなみにあじか釣りセンター同様、

ツインバードもお弁当の配布があります。

 

11:40 釣り再開

食事を終え、再度キャスト開始。

 

朝に比べ潮は弛み、上空に舞う生命感は

薄れましたが、相変わらずカスミアジの

群れは足下を中心に滞留。

 

15:00過ぎの瀬替わりまで投げ倒し

ます。

 

14:30頃 K山に待望のヒット

相変わらず、トップには何の反応もあり

ません。

 

せっかくここまで来たんだから、ロック

フィッシュタックルでモリオカを熱帯魚

で色とりどりに染めたいところではあり

ますが、せっかくこんなところまで来た

んだから、やっぱりイソマグロ、GTが

釣りたいです。

 

【K山】
来た!!!

ついにK山の撃投ジグにヒット!!

と同時に、

【K山】
外れた・・!!!
ミルコ
ミルコ
何やった!?
【K山】
カンパチ、カンパチ!!
しかもでかい!
余裕の10kオーバー!!

ついに姿を現したモンスターは、

ほんの一瞬その迫力の魚体を見せ、

魔境の海に消えていきました。



瀬替わり 夜に備え、クエも狙える磯へ

15:00 瀬変わり

大きなチャンスをモノにできなかっ

た我々は瀬変わりを決断。

 

夜に備え、底物ポイントに移動して

きました。

 

K山はミッドナイトもぶっ込み釣り

でクエを狙うとのこと。

 

私は翌日に備え、餌釣りはせず、

テントを設営することにします。

 

 

足下から急深のポイント

 

足場が高く、ルアーには多少不向きな地形

 

ジグマンのK山はとにかく地形変化に

富んだ深いエリアを好むので、テンション

爆上げ。

 

逆にトップウォーターゲームを好む私は

テンションやや下り気味。

Sさんたちはどうかな・・・
イソンボ釣ったかな・・・
ミルコ
ミルコ

またロックフィッシュタックルで

ボトムを叩く。

すると何やらまた引きの強い根魚が

ヒット。

これは・・・。まさか。

 

スジアラ?

電波がないので調べることができず。

K山と、スジアラ?スジアラよねこれ!

と勝手にスジアラ認定して2人して喜ぶ。

 

それから日没まで投げましたが、結局

何も起きず。

初日のデイゲームはこれにて終了となり

ました。



ミッドナイトバトルで10kg級クエがヒット

20:00 K山ぶっ込み釣り開始

早めの夕食を済ませ、K山はルアータッ

クルでサバのぶっ込み釣りを開始。

 

私はK山を観戦することなく、すぐに

テントイン。

 

テントの中からK山を覗くと、何やら

真っ黄色の魚に苦戦している模様。

 

それから数分で私は意識を失いました。

 

 

岩の形状が荒く、ほぼブリッジに近い

状態で寝ることに。

 

寝つきは最悪です。

 

どれくらい時間が経ったか・・・遠くで

声が聞こえる。

K山】
クエー!!
a@:*?<~☆●・・・折れたー!
ミルコ
ミルコ
おおー・・
すごい・・ねーー・・

そんなことより背中の凸部の当たりを

解消したい。

 

風でバタつくテントの音がうるさい。

 

夢と現実の狭間・・・。

 

強風により急遽回収 真夜中の撤収作業

01:00 突然サーチライトに照らされる

何事かと、流石に飛び起きる。

ポーターさん】
おーーい!!
回収ーーー!!
準備してー!

途中回収は初めての経験だったので、

理解が追いつかずただただ焦る。

 

おそらく夕方頃から強くなり出した

風が10m以上になり、15m近く

連吹するようになったので回収とな

ったか・・

 

急いでテントを撤収し、納竿。

 

思いもよらぬ形で草垣釣行が終了と

なりました。

 

まとめ

今回は天候の急変により、当初予定

していた1泊2日釣行は叶いません

でしたが、これまで漠然と憧れていた

草垣群島がどのような場所なのか、

肌感で経験することができ非常に有益

でした。

 

しかも男女に引き続き、運良く草垣で

1、2を誇る名磯に乗れました。

遠征では引きが良い気がします。

 

男女群島編でも書きましたが、やはり

秘境めいた名磯は、とにかく天候、海象

の移り変わりが早い。

 

本釣行も、午前中、突然雨雲が広がった

かと思うと10mの強風。

30分後にはピーカン、ほぼ無風になり…

 

状況変化に着いていくのが忙しい。

 

ちなみにK山がぶっ込みでヒットしたのは

10kgオーバーのクエで、浮かせてラン

ディングに移行する際に思いっきりロッド

を立ててミュートス アキュラHHが折れて

しまったそうです。

 

私たちより先に渡磯したSさんたちの釣果

は、

3kgくらいのイソマグロ 1本のみ

とのことで、ヒットルアーはジグとのこと

でした。

 

Sさんほどの実力を持ってしても、草垣の

攻略はそう簡単にいかなかったようです。

 

またツインバードは今年で遊漁船業を廃業と

するそうで、長きに亘る歴史に幕を閉じると

のことでした。

 

あ、あとちなみにSさんグループも、

カツオドリをキャッチ&リリースした

そうです。

 

 

またまた本命の魚を出せずに締りのない

記事となってしまったにも関わらず最後

まで読了有難うございました。

 

次回は大物をキャッチできるよう、頑張ります。