ナイロン&フロロ ショックリーダーの強度を実証検証

ナイロン&フロロ ショックリーダーの強度を実証検証
ミルコ
ミルコ
明けましておめでとうございます。

前回記事にて、ヒラマサ釣行により釣納め…

と綴りましたが、実は納まりつかずその後も

地元の地磯開拓に走りまして…

大事な仲間と良い形で2022年を締め括ることが出来

ました。

 

読者の皆様方、昨年は私の駄文にお付き合い頂き誠に

ありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

ということで、早速今回のテーマに切り込んで行こう

と思います。

 

今回は、ヒラスズキゲームにおけるショックリーダー

の選択について検証してみようと思います。

ミルコ
ミルコ
あくまでも、自分自身がラインシステムの信用性を高たいがために実施した素人の大雑把な強度テストであることを承知頂いた上で読み進めていただけると幸いです。

ナイロン&フロロカーボンの特性

まずは各リーダーの特性について確認しましょう。

 

ナイロンリーダー

✔︎ 伸縮性がある

✔︎ フロロカーボンに比べ浮力が高い

✔︎ 柔らかいのでノットの締め込みやなじみが良い

✔︎ 吸水性がある

✔︎ 劣化し易い(紫外線の影響などを受け易い)

✔︎ 光の透過性が高く見えにくい

✔︎ 安価である

 

フロロカーボンリーダー

✔︎ 伸縮性は無い(伸びない)

✔︎ 耐摩耗性に優れる(根擦れに強い)

✔︎ 吸水性は無く、劣化しにくい

✔︎ 高価である

 

こんなところでしょうか。

 

もちろん製品によって大きな差があり、ナイロン、

フロロを一概に一纏めには出来ませんが、特にフ

ロロカーボンリーダーが根擦れに強いということ

については周知の事実で、物によってはイロ

に比べ、およそ2倍ほどの強度あると聞いたこ

とがあります。

 

一方で、某プロアングラーのyoutubeチャンネル

では、フロロよりもナイロンの方が強い(おそら

く単純な引張強度のことを言っているのでしょう)

ということも耳にします。

 

今回は、

『フロロカーボンリーダーが耐摩耗性に優れる』

という点について、実際にテストを実施して検証し

てみることとします。

 

根擦れを想定した破断強度テスト

今回は、VARIVAS オーシャンレコードシリーズ

使用します。

 

リーダーの太さは、どちらも0.57mmです。

 

まずはそれぞれのリーダーを適当な長さで切り、

このようにコンクリートに順次縦(前後)横

(左右)に擦らせたときの、破断に至るまでの

回数を2回ずつ計測します。

 

テスト方法 ナイロン フロロカーボン
素手(縦方向) 69 70 86 83
素手(横方向) 52 48 31 37
ミルコ
ミルコ
え・・・?

縦方向のテストはフロロが辛勝。

しかし横方向ではフロロが完敗。

 

おそらく素手では無意識のうちに力が入り、

負荷変動が著しく、上記のような結果になっ

たものと思われます。

このほか、リーダーを構成する繊維の方向も

多少関係しているのかもしれません。

 

テスト方法を変更して再度計測

次はPEラインとリーダーを通常どおり結束し、

リーダーの先に2リットル(2.05kg)の水

を直接結束して、先ほどと同様にコンクリート

に横方向に擦らせて破断に至るまでの回数を

2回ずつ計測します。

今回は、リーダーの長さを35.0cmに統一。

PEとの結束はFGノット、ペットボトルは漁師

結びで結束しています。

 

ミルコ
ミルコ
結果は・・・
テスト方法 ナイロン フロロカーボン
2kg負荷(横方向) 20 19 21 23
あまり変わらない・・・
ミルコ
ミルコ

 

まさかの結果…しかし興味深い新発見が

冒頭にも説明しましたが、本テストは正規の

規格などに基づいた強度テストでは無いので

あくまで素人考えで実施した試験ではありま

すが、当初の予想を大きく裏切る結果に…

しかしひとつ大きな発見がありました。

 

2kg負荷時、ナイロン及びフロロが破断に

至る直前、横擦り回数で言うと

ナイロン16回前後

フロロ18回前後のところで、

 

2.05kgのペットボトル 30cm落下

約5.5kgの激力を加える

 

要するにギリギリの状態において、瞬間的

に力が加わったときのそれぞれの強度保持

力を実験したところ、

 

ナイロンは2回中2回とも破断せず

フロロは2回中2回とも破断

と言う結果が得られました。

 

これについてはナイロンラインの持つ伸縮

性が瞬間衝撃力を吸収し、損傷して細くな

った部分に加わる応力を分散して持ち堪え

るのでは無いか…と思います。

ナイロンの破断面(先が細い)
フロロの破断面(破断面が略平行)

まとめ

結論、ナイロンもフロロも、根擦れ強度

に関してはほとんど変わらない…と言う

事実に直面しました。

もちろん、製品によってリーダー自体の

太さが大きく異なるため、この結果が全

てのメーカーに該当するかと言われれば

そうでは無いと思います。

 

私は自身の使用する物、システムについて

は、自分の目で見て確信が持てたものや、

それ以外は出来るだけ数値的根拠を持って

採用したいという考えがあり、やり方とし

て正解か不正解か、よくわからないことを

試します。

自分の目で見たもの以上に信じられるものは無い
ミルコ
ミルコ

以前、ブログ主はヒラスズキ釣りにおいて

ナイロンリーダーを使用していました。

 

その理由としては、実は破断強度に関する

実験は数年前に気になって何度もやったこ

とがあり、この結果からナイロンは根擦れ

にも粘り強いと考えていて、さらに私が使

用するロッドはHHクラスのベイトロッド

で非常にハリが強いため、ナイロンリーダ

ーでなければ、トータルのセッティングで

一番弱い部分であるフックが伸びまくって

しまっていました。

 

当時はフックを全てHクラスにするよりも

リーダーをナイロンにする方が経済的なの

で、しばらくナイロンを使用していました

が、現在はそれぞれのシチュエーションで

使用するルアーがある程度固定されてきた

ので、フックセッティングをHに変更して、

フロロカーボン40lbを使用しています。

 

『何のためにベイトを使っているか』とい

う原点の話ですが、魚が掛かった時の、

…ガツーンッ!!

と言う手元のダイレクト感が楽しくそれを

求めているところなので、フロロの方がよ

り魚の引きそのものを感じられているよう

に感じます。

またデータこそ取っていませんが、フッキン

グ率も高くなったような気がします。

ヒラスズキに関しては、しばらくはフロロか

な。

今回は自己満足実験記事でした。

最後まで読了、ありがとうございました。