「キャッチ率30%以下?の難所」で奇跡のランカーヒラスズキをキャッチ。記録魚はデジタル魚拓がおすすめ!
- 2021.06.05
- 釣果記録


緊急事態宣言が明けたら、南方に遠征してみたいなぁと考えていましたが、衝撃的な事実が判明・・・。
ヒラロッドのガイドの付け根に亀裂が入っている!!
現在使用中のロッドはこちらです。
ヒラスズキ用ロッド
APIA Foojin’R ROCK &STORM 116MH

磯の至宝「ヒラスズキ」に対峙するための専用モデル。
現代ヒラスズキゲームのスタンダードモデルとして、厳冬期の北西風にも負けることのない飛距離と操作性にこだわった。
足元までルアーを引ききることが可能な11フィート6インチというロングレングス、「しなやかさと強さ」のバランスを計算しつくしたロッドアクションが特徴。
約2年半前、このロッドでヒラスズキゲームを始め、通算キャッチ数はおよそ50匹程度。
もちろん、この程度の破損で手放すつもりはありません。
こちらのエポキシ系接着剤を亀裂の上から塗布して補修。

液垂れしましたが、触った感じでは問題なし。
エポキシ系接着剤は通常の接着剤より強固な接着力があるので釣竿の補修に適しています。
約3年前に知り合った、某場所にてお店を営まれている大先輩アングラーKさんは、10年前に買ったというがまかつのロッドやSHIMANOのツインパワー 、補修に補修を重ねたようなルアーを駆使して、大型のヒラマサやヒラスズキをキャッチされています。
リップが折れたルアーを、「トップウォーターとして使えるのでは?」と発想を切り替えて使用しているところにも、道具を大切にする魂を感じ、私もその魂に惹かれKイズムを勝手に継承しています。
私の中では、Kさんはもはや「侍」です。
道具を大切にしなければ、道具に裏切られる。
つい忘れがちですが、大切なことですね。
ちなみに青物用タックルはこちら
今回はこのロッドで釣り上げた初のランカーヒラスズキについて書いていこうと思います。
ランカーまでの道のり
2019年5月ころ、私はヒラスズキゲームを始めました。
足繁く磯に通い、帰宅してはYouTubeを見て反省、検討・・・夏に差し掛かると時化る日も少なくなり、「凪ヒラの釣り方」などを調べながらベタ凪の日も磯に通う、そんな日々を送っていました。
初めてヒラスズキをキャッチできたのは4ヶ月後の9月ころ。
モチベーションは、ただヒラスズキを見てみたい・・・!
9月30日
約4ヶ月間、1バイトも無いまま時だけが過ぎ、心はズタズタです。
いつもの磯でルアーローテーション。

12cmのルアーでは反応が得られず。
入手したての9cmのLONGIN LEVIN miniを足元に通すと…
ようやく手にした50cmのヒラスズキ。
自分のやっていたやり方が間違っていなかったんだと、歓喜のあまり言葉がありませんでした。


11月3日
朝マヅメ。
日の出前のタイミング。
自分でもルアーがどこを通っているのか、感覚でしかわからない状況。
その1投目!
ピックアップ前に足元のサラシから豪快バイト!
上がってきたのは70cmオーバーのヒラスズキ!
初めてみるハーモニカ食いに感動です。

使用ルアーはSHIMANOのサイレントアサシン140Fです。
11月28日
朝マヅメの反応を得られず、2場所目となるこの場所はブレイクやしもりが混在する難所。
他県からもヒラスズキアングラーが修行に訪れる秘境です。
ここが、秘境◯◯…
岩の奥のブレイク周りに、消えないサラシが滞留していることを確認すると、
とりあえず、浅そうだから!という安直な考えで、トップウォーターから様子を探ると・・
1投目で大型ヒラスズキがヒット!!

今まで感じたことのない首振りと引きの強さ。
首から先だけのエラ洗い。
こげ茶色に見える魚体。
ランカーを確信します。
が、20秒後

ラインが岩に接触しラインブレイク。
しばらく磯に立ち尽くし、何も考えられませんでした。
何が敗因だったのか、主に以下の2つの原因が考えられます。
1 足場の確認を怠ったこと。
2 ベールフリーのタイミングを失してしまったこと。
初心者あるあるですが、現場の状況を広く観察することなくポイントに入り、ヒットに持ち込む場所、ランディングを行う場所の想定をすることなく、気持ちが先走って、漫然とルアーを投げ込んだこと。
そしてこれだけ岩が点在する場所で、しかも岩の延長線上で魚をかけてしまったのにも関わらず、テンションを保ったまま強引に寄せようとしたことです。
高い壁を痛感しました。
ランカーとの出会い
2020.3 Kさんとの情報交換により、ある程度の知識は得られました。
挑戦したのは、ちまたでは
「サイズに関わらず、キャッチ率は30%くらいかな〜」
と言われる難所。
この日は大潮。干潮から上げの潮まわりです。

左奥の岩の先が深くなっていることは、干潮時に確認済み。
間違いなく、ヒラスズキがついているであろうと思われます。
使用ルアーは『侍』Kさんおすすめのever green のTrue Round 115F

このルアーの長所は、大型のフックを背負うことができる点にあります。
現場にはベイトの気配もあり、潮流れは向かって左から右方向。
風は右から差しているので、正面方向に投げ、風を利用して左からの潮の流れに乗せていきます。
すると、
サラシの手前で竿先がグン・・!!

意外と地味にヒット!!
すぐに立ち位置を右に変えます。
この首振りと引きの強さ。まさか・・・
以前の苦い記憶が蘇ります。
しかし、ここからしばらくこう着状態となります。
魚が動かない・・・
しかもラインが岩に当たりそう。
すぐにベールフリーにして様子を見ます。
テンションを解除すると…
魚が左に走り出しました。
やばいやばい!!もうパニックです。

また立ち位置を移動。
ベールを戻し、ラインが岩に干渉しない隙を見て、寄せてきます。
岩と岩の間を慎重に・・・
何とか寄ってきましたが・・・
でかい!!

しかも針1本。
しかし、ここからは意外と冷静に対処できました。
なぜかと言うと、以前、侍Kさんから、トゥルーラウンドのフックをがまかつトレブルMH#2に変えることを勧められていたので、多少大型と強引なやりとりをしても、フックが伸びることは無いと思っていたからです。
波のタイミングを見計らって慎重にランディング。

何とかランディング成功。
魚体を見て驚きです💦
太い!!デカい!!
ヒラスズキって、本当にこんなに大きくなるんだ・・・
ヒラスズキゲームを始めて約1年、ようやくランカーと出会うことができました。

記録は81cm、4.95kg
自己記録の更新もさることながら、こんな魚をこんな不利な場所であげられたことに対し、言葉にできない満足感が込み上げます。
Kさんのおかげで、ついに目標を達成することが出来ました。
私のような未熟者がこのような難所でこんな立派な魚を手にできたのは奇跡としか言いようがありません。
さらなる自己記録更新
それから約半年後、自己記録を更新します。

82cm 5.00kg

使用ルアーはまたまたトゥルーラウンド115F(この日は光量が低かったのでパール系カラーを使用)
このルアーは私のエース級ルアーです。

このボテっとしたシルエットと、スローなリーリングにもしっかりアクションしてくれるところが、大型を引き出してくれるような気がします。
記録級の魚に出会えたら
記録級の魚は、文字通り記録に残すべきだと思います。
私は魚拓を作成してもらいました。
デジタル魚拓を作成してくれたのは、Re Fishさんです。
自分の希望するデザインを入力し、魚の写真を送るだけで、見事な魚拓を作成してくれます。
写真の右下、黒色◼️には、メモリアルフォトを入れることができます。
値段は業界最安値!!とのことで、
私はトロマット仕様、魚のサイズ〜110cmで3,980円でした。非常に満足しています。
デジタル魚拓は、横幅120cm×縦幅45cmまでなら、業界最安値の¥3,980- (税・送料別)。
美濃和紙はキャンペーンにつき、なんとA4サイズ¥980-(税・送料別)で作成できます。
同じ素材で同じデザインであれば、2枚目以降は20パーセントOFFで作成できるとのこと。
HPに掲載のデジタル魚拓。

そしてこちらはフォトポスター / フォトパネル
色彩も鮮やか!
まさに手にした時のままの姿です。
詳細は上記リンクから料金表をご確認ください。
かっこいいですね〜
次はメーターオーバーのヒラマサの魚拓が作れるよう、頑張ります!!
読了、ありがとうございました。
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