『Zeque 偏光サングラス』の使用感をレビュー!
- 2021.11.08
- メンテナンス


しばらくぶりの更新。
早朝の肌寒さが知らせる秋の到来、釣り人にとっては待ちに待ったハイシーズンへの突入です。
今年は色々な出会いや再会によってアングラーとしての経験値も高めることができた!
10月以降は時間の許すかぎり釣りに出かけました!
体力や腕力のあるうちに多くの釣り場に出かけ、多くの魚と対峙したいという想いが高まる一方、翌日、毎回とてつもない疲労感に襲われることに気付く。
磯泊まりした次の日なんかは正直仕事になりません。
基礎体力の衰えが根本的原因ではありますが…
この疲れ、低減できるのであれば何とかしたい…!
ということで、タイトルのとおりサングラスを新調することにしました!
疲労低減にサングラス?と思われるかもしれませんが、
目の保護は疲労低減に大きな影響があります。
特に釣りは水面を反射する太陽光の乱反射を直接目に受けるスポーツ。
特に私はショアプラッキングに傾倒したゲームを展開するため、常にルアーアクション、魚の反応を確かめるために海面を凝視しております。
真夏日のそれは、眼球への直接的ダメージから顔面の筋肉疲労を引き起こし、(これを眼精疲労という)これらダメージの蓄積が、首や肩の凝り、そして最終的には全身の疲労感へと繋がります。
とある真夏の釣行日、回収の渡船に乗ったときに感じた異変。
目を瞑ると目の奥がズーンとする…
何となく重たーい感覚…
私はこの日の帰路において、目の裏側に鈍痛を感じながら車を運転することとなり…
原因は間違いなくあの海面のギラギラだと、
これはマズイぞと、
海面からの太陽光の乱反射と疲労に、直接的な因果関係があることを確信するとともに、この日をきっかけに真剣にサングラスの必要性について考えることとなったのです。
毎回、睡眠によってすっかり回復しますが、これらダメージの蓄積はいつか必ず取り返しのつかないトラブルとなって、自分の身に降り注ぐことは言うまでもありません。
末長くこのゲームを楽しむためには、目の機能保護は必須!
ルアーが顔に飛んできたときなど、物理的な意味でも保護に役立ちます。
今回は、サングラスの有用性と、前記の事象を受けて私が新調した一品について紹介し、同製品について掘り下げていきながら、オススメのポイントや自分に似合うサングラスの選び方について紹介します!
サングラスをかけるべき理由
先にも述べましたが、サングラスをかける主たる理由は、
紫外線対策
です。
紫外線が有害であることは耳にしたことがあると思いますが、
具体的にどのような影響があるのでしょうか。
☑️ 紫外線(UV)を目が吸収すると、角膜が損傷し、炎症を起こして充血の原因となる。
☑️ ダメージが蓄積すると、白内障などの病気に繋がり、視力が低下する。
☑️ 目から侵入した紫外線を脳が感知し、メラニンを生成して肌にシミができる。
☑️ 破壊された目の角膜は、二度と再生しない。
特に魚釣りでは、海面から光の乱反射を直に目に受けるので、そのダメージは想像以上に大きいうえ、気付かぬうちに蓄積しています。
このスポーツを長く続けていくうえで、視力低下を防ぐためにできることはやっておくべきでしょう。
偏光グラス、実は激安品も高級品も変わらない!?
一般論においては
光の反射を遮断して、物を見えやすくするという機能
いわゆる偏光機能自体は高価なものでも安価なものでも変わりない
と言われています。
安いものでも、偏光機能99%を備えるものは沢山あります。

安い物が全く使えないかと言われればそうではなく、ある程度海面のギラつきは抑えてくれて、水中も見えやすくなります。
フレームのチープ感は否めないものの、光に対するストレスを低減させる目的であれば全然ありだと思います。
要は面のギラギラさえ取れれば、とりあえず水中は見えるということ。
しかしながら、サングラスの種類には1000円から3万円台後半のものまで様々。
その価格の違いはいったい何なのでしょうか。
ズバリ、価格の違いは掛けているストレスと『見え方』の違い
実際に、安いサングラスから高価なサングラスを購入してみて感じたのは、
サングラスを掛けている間に感じるストレスの違いです。
私が使用していたColemanのサングラスも、決して粗悪品というわけではありませんが、やはり長時間かけているとどうしても耳や鼻筋が痛くなることがあり、我慢してそのまま使用し続けると、ひどい時には頭痛に繋がることもありました。
サングラスを外すと光の反射が辛い。
しかし掛けると頭が痛い。
高価なサングラスになればなるほど、自然で包み込むようなフィット感を与えてくれるとともに、ズレ落ちも少ないです。
絶妙なホールド力でクリアな視界を与えてくれます。
次に、一般的に言われている
『偏光機能自体は高価なものでも安価なものでも変わりない』
これについて、私の持論では高価なサングラスの方が、より自然に、より正確に見えると断言します。
要するに、ただ水面のギラツキを取り去るだけでは、対象物の大きさや距離感など見え方に差が生まれるということ。
細かいところで、レンズの能力差が現れます。
全てのアングラーのために生まれたブランド『ZEQUE』とは
プロアングラーも御用達の大人気メーカー。
TALEXレンズを採用し、水中が見えることで釣り人に大きなアドバンテージを与え、極限と言えるほどのストレスフリーを実現してくれる。
機能性、デザイン性、フレームのクオリティ、全てにおいて高い次元を備えた偏光サングラスブランドです。
Introduction
ZEAL OPTICS(ジールオプティクス)は1996年に創立。
その20年に及ぶアイウェアの歴史は、 サーフィン・スノーボード・MTBなど様々なアスリートからの要望を受け、その信頼に応えることで始まる。
特に光学性能・軽量性・フィット感などに高い水準が求められたフィッシング。
その要求を叶える製品がどこにも存在しなかったため、日本国内で偏光サングラスの開発をスタート。
現在では多くのプロフェッショナルに支持され、最新技術と共にその声を製品にフィードバック。
高品質な偏光レンズの性能を活かし、日本人の骨格に合わせた自然なフィッティングを実現。
身に着けるアイウェアとして、 目的を果たすギアとして完成された製品を追究する。
そして、ブランドエクイティの更なる強化と海外市場での成長を図り、 ZEAL OPTICS(ジールオプティクス)からZeque(ゼクー)へ。
日本から世界へ発信するグローバルプレミアムブランドとして終わりなき進化を目指す。
TALEXレンズとは
TALEX 創業80年以上
世界で唯一の偏光レンズ専門メーカー
タレックスの偏光レンズには3つのこだわりがあります。
装着時の「視界のクリアさ」。ストレスをためる「雑光の遮断」。
そして、ユーザーの「目の健康」。
それによって実現した“視界が暗すぎずに、眩しさを防ぐ視界” は、
究極の安全対策にもつながります。
TALEXレンズ たとえるなら光の空気清浄機
TALEXの『雑光カットフィルター』とは、レンズを通して飛び込んでくる紫外線や照り返しによる反射光など、有害な光だけを取り除き、目に優しい光だけを透過させる薄い膜状のフィルターのこと。
TALEX独自の『雑光カットフィルター』
「光を遮断する」のではなく、
「目に有害な光だけを取り除く」ということ。空気中にチリやホコリ・花粉などが飛び交っているように、光にも紫外線や太陽・照明の照り返しなど、直接目に触れることでストレスホルモンを上昇させる有害な雑光が含まれています。それらを取り除くのが『雑光カットフィルター』というわけです。
白内障をはじめとする水晶体疾患が猛威を振るう現代、有害な光から瞳を守るためにもっとも手軽で確実な方法として『雑光カットフィルター』の存在は様々な分野で注目を集めています。
引用:TALEX 公式HPより
レンズの種類(可視光線透過率について)
可視光線透過率は、自然光を通す割合であり可視光線透過率が低ければレンズの色が濃くなり、強い陽射しをカットします。
レンズのカラーバリエーションや種類については、公式HPで、それぞれの見え方まで確認できますよ。
今回、購入したサングラスはコレ!
今回新調したサングラスは、Zeque Devon(デヴォン)F 1985
フレーム | ダークブラウン |
レンズ | トゥルービュースポーツ |
価格 | 25,300円 |

内容物は、サングラス本体とケース、クリーナー、乾燥剤、取扱説明書
となっています。
サングラス本体はとにかく軽い。
フィット感は申し分なく、『掛けた感覚がない』とまでは言いませんが、鼻部分、耳部分のどちらかに持ち重りも感じず、長時間かけてもストレスがないだろうことを予感させます。
実釣での視覚効果
さて、TALEX トゥルービュースポーツ、その実力はどうでしょうか。
肉眼で見ると、
手前が浅いのか?
海面の色が何となく薄らと違う程度。
サングラスをかけると
目の前の沈み瀬がはっきりと視認できます。
雑光カットすると、これほどはっきりと視覚効果が得られます。
クリアカラーのルアーがキラキラしていたので…
サングラスをとおしてみると、
中がスケスケ!!
この視覚効果によって、潮の変化や水中からの情報をいち早くキャッチできます。
実際、釣行時に


といった状況が多々あるため、先に述べた『どの偏光サングラスも見え方は変わらない』という一般論は、一概にそうとは言えないと感じます。
視覚効果もさることながら、フレームの軽さとフィット感は秀逸、丸一日中掛けていても、全くストレスがありません。

耳が痛くなったり、鼻が痛くなたりというストレスは皆無。
特にサイトフィッシングでは、必ず持っておきたい必須アイテムだと言える。
また、翌日の疲労感に関しては大きな差が生まれます。
これは実際に体験しなければわからないことですが、1日中釣りをした時、これを掛けているか掛けていないかで、疲れ方は本当に変わってきます。
自分に似合うサングラスの選び方
サングラスと眉毛とのバランスについて、フレームの上のライン(トップライン)が眉毛にちょうど重なる、若しくは眉毛がフレームからわずかに覗くくらいがベスト。
フレームを選ぶときのポイントのひとつに、自分の顔の形と対照的な形のものを選ぶというものがあります。
丸みのある輪郭の顔には、印象を引き締める直線的なスクエアタイプがおすすめ。
フレームのトップラインが真っ直ぐに近い、レンズが長方形のようなデザインのサングラスが適しているといえます。
面長顔には、ウェリントン、ティアドロップ、ボストンといったフレーム形状のサングラスがおすすめ。
面長の人は縦に深いサングラスは何でも似合う傾向にありますので、縦幅のあるものを選ぶようにしましょう。
逆に面長を強調してしまう避けるべきデザインは、縦幅が浅いものです。
ZEQUE商品ラインナップ
数多くのフレームのうち、ニューモデル3種類をご紹介。
HOVER 獲りたい1尾に出会うため、光の侵入を防ぐ
一日を通してフィールドで活動するフィッシングガイドやプロアングラーなどに向けた実戦的な遮光モデル。
TITICACA 外したくない心地よさ
頭部を優しく包み込むようにしっかりとフィット。
鼻からズレ落ちるたびに毎回手でなおす煩わしい作業とはお別れ。
ワイドな見やすい視界と圧倒的な軽い掛け心地。
Devon スタイリッシュな機能を装備したオールラウンダー
視線を動かしても揺れや歪みが発生し辛い4カーブレンズは、距離感のブレを軽減し空間の奥行を高精度に再現。
ストレスのない快適な掛け心地。
サングラスのお手入れ方法
✅ レンズはメガネクロスで優しく | タオルなど目の粗いものではなく、クロスを使用する。 |
✅ 使用後の汚れには水洗い | レンズは熱に弱いため、お湯の使用は避けること。 |
✅ 水分はきれいに拭き取る | 濡れたまま放置は厳禁。偏光フィルムに水が入り、変色、劣化、剥離の原因になる。 |
✅ 高温や急激な温度差に注意 | コーティング、フレームの不具合の原因となり、火傷を負うこともある。 |
まとめ
全てのアングラーが快適に、安全に釣りを楽しむためにプロデュースされたブランド「ZEQUE」。
特に私が住む日本海側では、強風下での釣りが強いられることが多く、レンズに付いた潮が乾燥して視界不良に陥るため、サングラスは不必要と考えていました時期もありました。
しかし、ZEQUEのサングラスは、そんな悩みを抱えるアングラーのために設計されたものが多く、その高機能レンズを通して水中の状況を観察すれば「居そうな場所」が「間違いなく居る場所」に変わります。
末長く釣りを楽しむためには、目の保護、視力の維持は必要です。
皆様もぜひお試しください。
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